遠方のご実家を片付けるとき|通えない場合のご相談と、先に決めておきたいこと

こんにちは。リサイクルショップバイキングのスタッフです。遠方から通われる片付けのご相談を、富山と石川でお受けしています。

先日伺った空き家では、東京にお住まいのお客様のお兄様が、週末ごとに車で何十回も運んで持ち込み処分をされた後でした。

先に結論
次にご実家へ戻られる1回で決めていただくのは、3つだけです。残すものと手放すものの線引き、紙もの(通帳・証書・権利書)の在りか、ご家族のどなたが窓口になるか。片付けはその後で構いません。

目次

最初のご訪問は、片付ける日ではない

かほく市内灘町のその空き家について、東京にお住まいのお客様からご相談をいただきました。誰も住んでいない家で、処分も兼ねて買取のご相談ができるものがあるか教えてほしい、というご依頼でした。

当日、お客様が東京からお見えになり、順番に各部屋を拝見しました。どのお部屋もかなりすっきりされていたので伺ってみると、金沢市内にお住まいのお兄様が週末に足しげく通われていた、とのことでした。

お茶室のあるお宅でしたから、お茶道具の行方も気になるところでした。ご家族で運べる量には限りがあります。何十回も往復されたその手間を思うと、先にご相談いただければ、と申し上げたくなる現場でした。

▶ 事例:かほく市内灘町の空き家内の出張買取と不用品処分

遠方から通われる片付けは、戻れる回数が限られます。その1回を、片付けに使わないでください。最初のご訪問でしていただきたいのは、数えて帰ることです。

確認 01残すものと、手放してよいものの線引き
確認 02紙もの(通帳・証書・権利書)の在りか
確認 03ご家族のどなたが窓口になるか

3つめが抜けていると、後から話が戻ります。ご兄弟が離れて暮らしていらっしゃる場合ほど、窓口を1人に決めておいていただけると進みが変わります。

ご自分で運ぶ場合と、先にご相談いただく場合

冒頭のお宅のように、ご家族が何度も往復して運ばれることがあります。先にご相談いただくと何が変わるかを、並べておきます。

運び出しの前に一度拝見すると

  • 買取のご相談ができるものが、処分に回る前に見つかる
  • 大きなものは、こちらで搬出できる
  • 処分が必要なものは、必要な許可を持つ提携業者を手配できる
  • 戻られる回数を、判断に使える

ご自分たちで運べるものから先に減らしていくと、判断の要るものだけが最後に残ります。その段階で私たちが呼ばれることが多いのですが、順番としては逆のほうが楽です。

紙ものは、建物より先に探す

3つのうち、2つめの紙ものについて補います。

通帳、保険の証書、権利書、契約書。これらは、家財を動かしたあとに探すと出てきません。動かす前に、置かれていた場所ごと確かめておいてください。

箪笥の引き出しのいちばん奥、仏壇の下、押入れの天袋、本棚に立てられた封筒やアルバムの間。この4か所は、動かす前に開けておいてください。

写真に撮って、どの部屋のどこにあったかを残しておくと、あとでご兄弟に説明するときにも使えます。

立ち会えない日があるとき

立ち会えない日をどうするか。ご相談のなかで、決めておく必要が出てくるのがここです。

ご事情によって組み方が変わりますので、まずお聞かせください。ご親族に立ち会っていただく形でも構いませんし、こちらで先にお部屋の写真を撮ってお送りし、残すかどうかのご判断だけをお電話でいただく形も取っています。

お見積もりは、現地を拝見してから

お電話やお写真だけでは、正確な金額をお出しできません。

料金が変わる要素は5つあります。荷物の量、部屋の階数、エレベーターの有無、搬出経路、作業日数。同じ広さのお部屋でも、この5つが違えば作業の組み立てが変わります。

富山・石川が対応エリアで、現地までお伺いしてのお見積もりに費用はいただきません。まず見ていただく、という使い方で構いません。

先に目安をご覧になりたいとき

遠方からのご相談では、まず目安をご覧いただいてからお電話をいただくことがあります。お部屋の広さごとの料金は遺品整理の専門サイトに載せています。対応エリアは富山・石川で、現地でのお見積もりは無料です。

整理の中で価値のある品物が出てきたら

作業の途中で品物が出てくることがあります。掛軸、鉄瓶、古い硬貨、和箪笥の引き出しの奥のもの。

そういうものが見つかった場合、処分せずに査定のうえでご相談します。買取は私たちが自分たちで行っていますので、別の業者へ回すことはありません。

遠方の方は、相続や解体の話が同時に出ることもありますので、その場合もまとめてお聞きします。

スタッフのひとこと
戻られる前日に「何を持って帰ればいいですか」とお電話をいただくことがあります。持ち帰るものより、置いていくものの写真を撮っておいてください、とお答えしています。次にお電話をいただいたとき、その写真から話が始められます。

戻られる日が決まっていなくても

次に戻られる日が決まっていない、という方もいらっしゃいます。

前回撮られたお部屋の写真や、間取りと部屋数をお知らせいただければ、そこから段取りをお伝えできます。ご実家に戻られる日が決まりましたら、その日程に合わせて伺います。

線引き、紙ものの在りか、ご家族の窓口。次の1回で決めていただくのは、この3つだけで構いません。

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この記事を書いた人

富山・石川を中心に、古物買取や遺品整理、空き家整理などの仕事に20年以上携わっています。

質屋での勤務経験もあり、これまで貴金属・時計・骨董品・昭和レトロ品など、さまざまな品物を見てきました。

「これって売れるの?」
「古いけど価値はある?」
「捨てても大丈夫かな?」

そんな身近な疑問に、古物・骨董品バイヤーとしての経験をもとに、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

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