「着物・洋服・靴を買い取ります」という電話や突然の訪問にご注意ください|富山のバイキング

「不要な着物はありませんか」
「古い洋服や、履かなくなった靴を買い取ります」
「この近所を回っています。何か不要な物はありませんか」

バイキングでは、お客様から、頼んでいない買取業者から電話がかかってきたり、突然インターホンを鳴らされたりしたというお話をよく伺います。

着物・洋服・靴の買取そのものに問題があるわけではありません。ただし、突然の勧誘をきっかけに、自分では売るつもりのなかった物まで手放してしまうことがないよう、注意していただきたいと考えています。

今回は、買取業者からの電話や突然の訪問で気を付けたいこと、特定商取引法のルール、会社情報の確認ポイントについてお伝えします。

目次

頼んでいない業者の飛び込み買取勧誘は、法律で禁止されています

「近所を回っているので、不要な物を見せてください」

こうした突然の買取勧誘は、単に「少し強引な営業」というだけではありません。

特定商取引法の対象となる「訪問購入」では、勧誘を依頼していない人の自宅で買取を勧めることは禁止されています。「買取の話を聞いてもらえますか」と、勧誘を受ける意思があるか確認することも禁止されています。

依頼していない業者が訪ねてきても、玄関を開けたり、品物を用意したりする必要はありません。

依頼していません。買取はお断りします。

インターホン越しに、このように伝えて構いません。

※訪問そのものではなく、訪問先で行う買取勧誘が規制の対象です。また、品物の種類や取引の状況によって、法律の適用範囲は異なります。

依頼していない買取勧誘には、インターホン越しに断って構いません。売るつもりのない貴金属を見せる必要もありません。

突然の電話で、すぐに訪問を約束しないでください

電話で「着物を買います」「古い靴でも構いません」と言われると、処分に困っていた物を引き取ってもらえると思い、訪問を承諾したくなることもあるでしょう。

ただ、電話がかかってきた段階では、相手がどのような会社なのか、実際に何を買い取ろうとしているのか分からない場合があります。

必要がなければ、その場で断って構いません。相談を考える場合も、会社名・所在地・連絡先・買取対象を確認し、調べたり家族に相談したりする時間を取りましょう。

なお、電話による買取勧誘があったという事実だけで、一律に特商法違反と判断できるわけではありません。突然の訪問による勧誘とは分けて考える必要があります。

着物や靴の話から、貴金属の話に変わったら

注意したいのは、着物・洋服・靴の買取で訪問したはずなのに、依頼していない貴金属や宝石の売却をしつこく求める対応です。

「金の指輪はありませんか」
「使っていないネックレスも出してください」
「ほかにも何かあるでしょう」

こう言われても、売るつもりのない物を見せる必要はありません。

着物の査定をお願いしたのであれば、着物についての相談だけで構いません。家に来てもらったからといって、別の物まで売る必要はありません。

対象となる訪問購入では、査定だけを依頼された場合に、査定を超えて売却を勧めることも禁止されています。

着物や洋服の相談で訪問を受けても、依頼していない貴金属まで見せたり、売ったりする必要はありません。

断った後も勧誘を続ける対応には注意してください

「売りません」
「その品物は査定をお願いしていません」
「今日は決めません」

お客様が断っているのに、繰り返し品物を出すよう求めたり、売却を迫ったりする対応には注意が必要です。

特商法の対象となる訪問購入では、契約する意思がないことを示した人に対して、そのまま勧誘を続けることや、後から改めて勧誘することは禁止されています。

業者の都合に合わせて判断する必要はありません。残したい物や、家族に確認したい物は、手元に残してください。

チラシの会社名・所在地・古物商許可を確認しましょう

買取チラシを見て相談する場合は、「高価買取」「何でも買います」という言葉だけでなく、依頼先の情報も確認してください。

確認しておきたいのは、次の項目です。

  • 正式な会社名
  • 会社・店舗・営業所の所在地
  • 問い合わせ先の電話番号
  • 古物商許可を受けた公安委員会名と許可番号
  • 実際に訪問する会社の名前

バイキングでは、お客様に確認していただけるよう、チラシにも古物商許可番号を表示しています。

紙のチラシに許可番号が記載されていないことだけで、無許可の業者とは判断できません。記載がなければ、依頼前に確認することをおすすめします。

また、番号が載っているだけで安心と判断せず、会社名と合わせて確認してください。質問に明確に答えてくれるか、お客様の意思を尊重してくれるかも大切です。

地元で営業しているか、取引後も連絡できるか

北陸以外の業者だから問題があるということではありません。

そのうえで確認していただきたいのは、実際にどこを拠点として営業し、取引後に質問や相談があった場合、どこへ連絡すればよいかという点です。

富山で配られているチラシでも、富山に店舗や営業所があるとは限りません。

「地元の会社だと思っていた」という行き違いを防ぐためにも、次のようなことを尋ねてみてください。

  • 店舗や営業所はどこにありますか
  • チラシの所在地は、実際に営業している場所ですか
  • 当日訪問するのは、どちらの会社の方ですか
  • 取引後の問い合わせは、どこへ連絡すればよいですか

地域で継続して営業しているか、相談窓口が明確かどうかも、業者を選ぶ際の判断材料になります。

「来てもらったから」と無理に売る必要はありません

買取の場面では、金額だけでなく、お客様が納得して手放せることが大切です。

「わざわざ来てもらったから」
「断ると悪い気がするから」

そうした理由で、大切な品物を売る必要はありません。

査定金額に納得できない場合や、気持ちが決まらない場合は、売却を保留にしてください。複数の品物を売るときも、何をいくらで買い取るのか、手放す前に確認しましょう。

一人で対応することが不安であれば、ご家族などが同席できる日に相談する方法もあります。

バイキングは、ご紹介やお客様からのご依頼を受けてお伺いします

株式会社バイキングが出張買取でお伺いするのは、業者様や一般のお客様からご紹介をいただいた場合、またはお客様ご自身からお電話・メールなどでご依頼をいただいた場合です。

買取のための突然の電話勧誘や、「この近所を回っています」といった飛び込み訪問は行っていません。

ご紹介の場合も、お客様のご意向を確認し、ご相談内容や訪問日時を調整してからお伺いします。

買取は、お客様が「相談したい」「見てもらいたい」と思われたときに、ご依頼いただくものだと考えています。

富山市・富山県内で、品物の買取や遺品整理・空き家整理に伴う査定をご検討の際は、バイキングへご相談ください。


参考:消費者庁「訪問購入|特定商取引法ガイド」

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この記事を書いた人

富山・石川を中心に、古物買取や遺品整理、空き家整理などの仕事に20年以上携わっています。

質屋での勤務経験もあり、これまで貴金属・時計・骨董品・昭和レトロ品など、さまざまな品物を見てきました。

「これって売れるの?」
「古いけど価値はある?」
「捨てても大丈夫かな?」

そんな身近な疑問に、古物・骨董品バイヤーとしての経験をもとに、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

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