片付けを業者に頼む前に|ご高齢の方・女性からのご相談で、先にお願いしていること

こんにちは。リサイクルショップバイキングのスタッフです。片付けを頼むと決めたあと、何を準備すればいいのかという話です。

ご高齢のお母様がおひとりのお宅、女性おひとりのお宅。廊下に段ボールが積まれたままになっていることがあります。

「持ち上げたら、腰にきてしまって」

そこから先は、動かさないでください。

先に結論
運ぶ心配はしていただかなくて大丈夫です。お願いしているのは、当日までの3つだけです。残すものに印をつけること、引き出しを一度開けておくこと、通り道を空けておくこと。あとの段取りは、お電話をいただいてからこちらでお組みします。

目次

1 お電話をいただいてから、当日まで

ご都合のよい日を伺い、その日にお宅へお伺いします。段取りはこちらで組みますので、当日までのご準備は3つだけです。

量が少なくても構いません。1点からご相談を承っていますし、お見積もりだけでも承ります。現地までお伺いしてのお見積もりに費用はいただきません。

準備 01残すものに印をつける ── 印が無いと、当日その場で1つずつ確認することになります
準備 02引き出し・戸棚の中を開けて見ておく ── 通帳や指輪が入ったままのことがあります
準備 03玄関から品物までの通り道を空けておく ── 荷物を持った人がつまずきます

2つめは、中を空にしていただく必要はありません。開けて、見ておいていただくだけで構いません。通帳や指輪が出てきた場合は、当日までにお手元へ移しておいてください。

2 お一人でご不安なとき

女性おひとりで、ご高齢でおひとりで。当日が不安だ、というお声をいただきます。

ご家族やお知り合いに立ち会っていただいて構いません。日程のご希望も合わせます。当日は別のお部屋で座ってお待ちいただけますので、お手伝いの心配もなさらないでください。

作業の日にしていただきたいのは、これは残したい、これは見てほしい、と声をかけていただくことだけです。

3 当日、お部屋を拝見する

まずお部屋を拝見して、残すものの印を一緒に確認します。そのうえで搬出の順番を決めてから運び出します。

運び出す日は、階段の踊り場と廊下の角で必ず一度足を止めます。荷物を持ち替えるのがこの2か所だからです。玄関の段差も含めて、足元を確かめながら運び出しています。

足を止めるのは、階段の踊り場、廊下の角、玄関の段差の3か所です。踊り場は持ち替える場所、角は壁紙を破りやすい場所、段差はつまずく場所。順番と通り道を決めてから動かします。

4 運び出す前に、一度分ける

処分するつもりのものの中に、買取のご相談ができるものが混じっていることがあります。

古い硬貨、木箱に入った器、蔵にあった鉄瓶、和箪笥。ご本人には見慣れたものですから、価値があるとは思われません。査定では、この「見慣れたもの」をいちばん丁寧に見ます。

以前、こんなお電話をいただきました。「古いプラモデルが少しあるから見てもらえないですか。バイキングさん必要無いようでしたら、こちらでゴミとして処分しますので」。お伺いすると、お客様がゴミ袋に詰めて整理をなさっている最中でした。

ご友人から「バイキングさんに親切にしてもらったから、一度捨てる前に聞いてみた方がいいよ」と言われて、お電話をくださったそうです。

▶ 事例:お客様からのご紹介にておもちゃの出張買取してきました

このときも、ゴミ袋に詰められたものを一つずつ出して、お売りいただけるもの、まだ使えるもの、処分に回すものに分けました。処分が必要なものについては、ご希望があれば必要な許可を持つ提携業者を手配します。

スタッフのひとこと
「少しでも手伝わないと申し訳ない」とおっしゃる方がいます。お気遣いなく座っていてください。捨てる前に一度声をかけていただけたら、それがいちばん助かります。

5 その場で決めない

買取のご相談ができるお品は、その場で拝見してご説明します。お引き渡しの進め方は、そのときにあらためてご案内します。

私たちがお見積もりをお出ししたときも同じで、その場でのお返事は求めません。日を置いてお断りいただいて構いません。

同じことを、突然訪ねてくる相手にもしてください。金額も出さずに引き取っていく業者もあるようだ、というお話を、骨董品の査定でお伺いしたお宅で伺ったことがあります(▶ 事例:遺品整理の依頼で骨董品の査定に行ってまいりました)。

私たちは、まとめていくら、ではなく、何をいくらで拝見したのかを分けてご説明します。分けた説明が無いまま話が進むときは、いったん止めて構いません。

  • 古物営業の許可を受けているか
  • 住所と店舗があるか
  • 金額の内訳を説明してくれるか
  • その場で決めさせようとしないか
  • 断ったときに、引き下がるか

この5つは、私たちが自分たちで満たしているかどうかで選んだものです。お客様に確かめていただく側の目安として、そのままお使いください。

断ったあとに何度も電話がかかってくる、という話も伺います。一度お断りになったら、それ以上お話しにならなくて構いません。

6 作業が終わってから

お部屋を一緒に見ていただいて終わりです。お支払い方法は現金のほか、銀行振込やクレジットカードもお使いいただけます。

費用の目安

ご自分でされる準備は3つだけ、費用の目安は遺品整理の専門サイトにお部屋の広さごとに載せています。富山・石川は、現地でのお見積もりに費用をいただきません。

まずは、引き出しを1つ開ける

重いものを動かすのは、こちらでします。無理をして腰を痛めてしまうと、片付けそのものが止まってしまいます。

当日までにしていただくのは、残すものに印をつけること、引き出しの中を見ておくこと、通り道を空けておくこと。この3つだけです。

処分すると決める前に、一度だけ声をかけてください。分けるところからお手伝いします。

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この記事を書いた人

富山・石川を中心に、古物買取や遺品整理、空き家整理などの仕事に20年以上携わっています。

質屋での勤務経験もあり、これまで貴金属・時計・骨董品・昭和レトロ品など、さまざまな品物を見てきました。

「これって売れるの?」
「古いけど価値はある?」
「捨てても大丈夫かな?」

そんな身近な疑問に、古物・骨董品バイヤーとしての経験をもとに、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

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