空き家を解体する前に|家財を出す順番と、取り壊しの日が決まる前に見せていただきたい理由

空き家の解体前 日取りの前に家財を出す 取り壊し前の順番

解体業者の見積もりが出て、あとは中を空にするだけ。その段階のお宅に、解体前の出張買取に伺っている私たちからお願いしたいのは、取り壊しの日取りを決める前に、一度だけ家の中を見せていただくことです。

「もう捨てるものばかりで、見てもらうほどの物はないと思うんですが」。そう思われるかもしれません。それでも、押し入れの奥や倉庫の二階には、まだ手を付けていない物が残っていることがあります。日取りが先に決まると、その中から持ち出す物を選ぶ時間が無くなります。

先に結論
順番は、見せていただく、買取と引き取りで減らす、残りを処分業者へ、空になってから解体、の四つです。解体の見積もりが出た時点でご連絡いただければ、日取りの前に伺えます。取り壊しの当日にまとめて処分される物の中に、値段の付く物が混ざったままになるのを避けるためです。

目次

解体の日が決まってから片付けると、持ち出す物を選べない

売るにせよ貸すにせよ解体するにせよ、空き家にある家財が問題になる。政府広報オンラインはそう案内し、家財の分別や遺品の整理をしてくれるサービスを活用しましょう、と添えています(政府広報オンライン「空き家の活用や適切な管理などに向けた対策が強化。トラブルになる前に対応を!」、2026年9月18日確認)。

解体を決めた家では、この家財の片付けが、工事の前の最後の仕事になります。日取りが先に決まっていると、片付けは「間に合わせる」作業になり、中身を見ずに袋へ入れる時間が増えていきます。

私たちがお伺いするのは、その袋に入る前の状態です。同じ家財でも、見せていただく順番が一つ前になるだけで、持ち出せる物の量が変わります。

取り壊しの前に伺った倉庫の記録

富山県内で60年近く手芸店を営んでこられたお宅から、倉庫を見てほしいというご依頼をいただいたことがあります。おばあ様が亡くなられて何年も営業しておらず、二階建ての倉庫には、20年以上使っていない手芸用の糸や刺繍糸が埃をかぶって山積みでした。

きっかけは、倉庫を取り壊すときに、もったいないから一度バイキングに聞いてみてからのほうがよいのではないか、と娘さんがお母様に話されたことでした。取り壊しの日程が迫る中で、私たちは1日半かけて伺い、約トラック2台分をお引き取りしています(富山県内での手芸店倉庫の在庫を出張買取させていただきました)。

娘さんは、額がたくさんあったので、そちらのほうが買取になると思っておられました。実際にお引き取りしたのは、埃をかぶった手芸糸でした。何に値段が付くかは、持ち主の方の見当と違うことがある、という記録です。

家財を出す順番

解体を決めた家で、私たちがお勧めしている順番はこの三つで、そのあとに解体が来ます。

順番 01解体の見積もりが出たら、日取りを決める前に、家の中を今のままで見せていただく
順番 02買取できる物と、無料でお引き取りできる物を、私たちが運び出す
順番 03処分が要る物は、ご希望に応じて、必要な許可を持つ業者を手配する

そのあとで、空になった家を解体業者に引き渡します。私たちが搬出するのは、買取や無料でお引き取りできる品物です。処分が要る物は、手配した業者が引き取ります。

遺品整理・実家整理の料金について

お部屋の広さごとの料金の目安は、遺品整理の専門サイトに掲載しています。富山・石川が対応エリアで、現地にお伺いしてのお見積もりに費用はいただきません。

解体業者に任せる物と、先に出す物の線引きは、解体業者と決める

大きな家具や造り付けの棚を、解体と一緒に壊してよいかどうかは、解体業者の見積もりの条件で決まります。私たちはそこには踏み込みません。解体業者に「家財が残っている場合の扱い」を先に確かめてください。

私たちがお願いしたいのは、その確認の前に、持ち出す物を分けておくことです。解体と一緒に壊す物の量が減れば、解体業者との話も短くなります。

スタッフのひとこと
倉庫や納戸は、家の中でいちばん後回しになる場所です。手芸店の倉庫の二階も、何年も誰も上がっていない状態でした。解体を決めたら、母屋より先に、その後回しの場所を私たちに見せてください。買取できるものがなかった場合でも出張料など費用が発生することはありません。

よくいただくご質問

解体業者に、家財ごと頼むことはできますか

解体業者に確かめるときは、三つを聞いてください。家財が残っていてよいか、残した場合に費用が別に付くか、いつまでに家を空にする必要があるか。三つ目の期限が分かれば、私たちが伺う日をその前に置けます。

解体の補助金はありますか

政府広報オンラインは、老朽化した空き家の解体に国や市区町村の補助金を受けられることがあるので、市区町村のウェブサイトで調べるか窓口に問い合わせてみましょう、と案内しています。条件や金額は市町村ごとに違うので、家のある市町村の窓口へご確認ください。

仏壇と神棚が残っています

仏壇は、ふつうは手放すときに処分の費用がかかる品物です。内容によっては、買取やお引き取りについてご相談できる場合があります。中の仏具は本体と別に見られる物があるので、まとめて捨ててしまわず、一度見せてください。神棚も、そのままの状態で拝見します。

解体の日取りは、仮決めのままで構いません。見積もりが手元に届いた週のうちに、家の中を見せていただく日だけ先に入れてください。

無料査定・お問い合わせはこちら

LINEで、写真を送るだけ|友だち追加はこちら

富山県内のご相談窓口 076-494-1380

根塚店の持ち込み買取窓口 076-482-5297

石川県内のご相談窓口 076-214-5555

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

富山・石川を中心に、古物買取や遺品整理、空き家整理などの仕事に20年以上携わっています。

質屋での勤務経験もあり、これまで貴金属・時計・骨董品・昭和レトロ品など、さまざまな品物を見てきました。

「これって売れるの?」
「古いけど価値はある?」
「捨てても大丈夫かな?」

そんな身近な疑問に、古物・骨董品バイヤーとしての経験をもとに、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

コメント

コメントする

目次